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■御挨拶



和歌山県立新翔高等学校長

 宮井 貴浩

 御挨拶の写真                                       

 新翔高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 本校は、大正6年、新宮町立新宮実業学校として開校以来、幾多の学科改編や名称変更、学校の統合、分離を重ねながらも実業教育を軸に地域の人材育成に取り組んできました。平成19年には新宮商業高等学校から校名変更と学科改編を行い、県内で4番目の「総合学科」高校、和歌山県立新翔高等学校として新たなスタートを切りました。

 本校では、「創造、愛郷、未来」の校訓のもと、創造性や社会性、協調性に富んだ、地域を愛し、地域から愛される人づくりをめざして日々教育活動に取り組んでおります。昨年度には、「地域・未来づくりプロジェクトチーム」を結成しました。生徒たちが地域のイベントやボランティアに参加したり、地元企業とのコラボにより新たな商品開発を行うことで、自己有用感を高めるとともに、地域、学校の魅力アップに貢献してくれることを期待しています。

 本校の総合学科では、これまでの学校の伝統を生かし「情報」「ビジネス」「建設技術」「教養」の4つの系列を設けています。また、地域のテーマでもある「観光」「防災」「福祉」に関わる特色ある選択科目等を設定し、地域の支援や協力を得ながらインターンシップをはじめとする様々な体験的な学習を行い、将来に向けてのキャリア形成に取り組んでいます。

 同時に、本校では生徒一人一人を大切にしたきめ細やかな対応を行っています。学習面では、少人数のクラス編成、通級指導、授業展開や授業改善等を通じて基礎学力の定着、学力の向上をめざしています。生活面では基本的生活習慣の確立を重視し、規律ある生活態度の育成に努めるとともに、生徒理解のための教育相談活動の充実や、家庭や地域、関係機関等との連携にも力を入れています。

 他にも、HR活動、クラブや生徒会活動、行事などの課外活動のなかで、技能、体力、感性はもとより自主性や社会性など、卒業後に生きていく上で基礎となる「生きる力」を身につける指導にも力を入れています。 

 このような新翔高校での3年間の学びを通じて、将来、この地域に住み、地域を支える人材として活躍するたくさんの卒業生を育てていくことが、まさに地域から求められる本校の使命であると確信しています。

 新型コロナウイルス感染症の流行もようやく落ちつきを見せ始めましたが、変化の激しい社会の中で、これからの学校教育は単にコロナ禍前の状態に戻ればいいというものではなく、常に改善を目指していかなければなりません。地域や保護者の皆様に一層信頼される学校づくりをめざし、チーム新翔高校としてこれからも教職員全員が力を合わせて取り組んでいく所存です。

 本校への一層のご支援、ご協力をお願い申しあげます。


                                                                   令和5年4月 





     


「2023/04/18up]













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